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日々に惜しみない賛辞贈る

書きたいときに書くぶろぐ。

「高台家の人々」

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夕方に母親が東京に来るというので、それまでの時間潰しにちょっと見ようかなと思っていた高台家の人々見てきました。

意外とキャストが良い方々だったけど、そんなに宣伝してなかったのかな?というイメージ。私がフジテレビ見てなかっただけ?

以下、盛大にネタバレしてますので見ようと思っている方はお気を付けください。

 

高台家の人々

監督:土方政人

脚本:金子ありさ

原作:森本梢子(まだ完結してないそうです)

 

森本梢子さんって「ごくせん」の原作者なんだけど、すっごいふり幅。

原作を読んだわけじゃないんですけど、この話を描いている人がまさか「ごくせん」描いてたなんて想像できないですもん。

 

話としては、人見知りで妄想癖のある綾瀬はるか演じる主人公:木絵の会社に、齋藤工演じる高台光正(超絶イケメンでクォーターのすんごい人)がやってくる。

実は、高台家の子供たちはお婆ちゃん譲りのテレパス(心が読める能力)を持っていて、長男である光正は今まですごい慎重に生きてきたわけだけど、木絵の妄想に思わず笑っちゃってそのまま木絵のこと気に入っちゃって、お付き合いすることになって。

テレパスってことを伝えたら、最初はうれしいかも…ってなるんだけど、その重圧に耐えきれなくなって…。

 

というところまでを2時間ほどにおさめるんだから、そりゃそうなるよなっていう脚本で。誰に感情移入していいのかわからないっていうのが率直な意見。

もちろん、私たちはテレパスの力を持っていないので、主人公:木絵の立場になって考えるのが一番なんだろうけど、それにしても、話があちらこちらに飛んで行ってしまっていて、それもものすごいスピードで。結局、何が言いたかったのだ?となってしまいました。

 まぁ話自体ぶっ飛んでるし、うまくおさめるにはああいう脚本の書き方になっちゃったんだろうな~と思いました。

 

キャスティングはすごく良かった。

綾瀬はるかって、「ホタルノヒカリ」とかでも見るように、少しいやだいぶ変なキャラかつ素直でまっすぐな性格が似合う女性なので、妄想とかしてそう~~って思うもんね!ぐうたらな部分から始まるんだけど、それもかわいくて「あぁ~わかるわかるこう思うよね」って感じだった。

 

齋藤工が心読めるとかもうそれ無敵でしかない。あんな色気があって、飛ぶ鳥を落とす勢いで、歩けば女性がそこらじゅう倒れそうなイメージなのに。ただでさえそうなのに。心読めちゃったら、もう齋藤工の思うがままになるしかないわ。女性は。

(実際の本人は、意外と天然というか普通の男性ぽくて私はそっちも好きだけど)

 

木絵のぐずったり悩んだり、もう何もかもから逃げちゃえ!ってなっちゃう弱い部分は、誰にでもあって。それが、綾瀬はるかが演じるとすごい等身大に思える。

なんだろう、本人はすごくきれいで私なんかが到底一緒に並べるような女性じゃないってわかっているのに、映画の中の彼女はずっと等身大なんだよな。こんな弱さあるよね、でも何かがきっかけでそれが吹き飛ぶことだってあるんだよね。そうそう。って見れる。

そういう意味でも、ちょっとぶっ飛んだ脚本でも、主役が彼女だったから見られたんだろうなと思う。

「わたしを離さないで」を全然見れなかった私なんですけど、綾瀬はるかにはそういう路線より「ホタルノヒカリ」「今日は会社休みます。」のようなどうしようもない等身大の女性を描いて行ってほしいなと思います。個人的に。

 

作っているチームが「謎解きはディナーのあとで」のチームなので、妄想のところはそれはそれはCGがふんだんに使われていて、面白かった。

なんかちっさいキャラクター出てくるんだけど、それを全部、塚地武雅が演じててかわいいの。家に飾りたくなるかわいさ。

 

何かすごい濃厚なものが見たい!とか、ドラマ性のあるものが見たい!とか思っちゃうと、物足りなくなる映画だけど、ただただかわいい綾瀬はるかとかっこよすぎる齋藤工が見たい方には是非見に行ってほしいです。

 

齋藤工のセーター姿、すっげ萌えるから。おすすめ。